朝7時、売上KPIが
Slackに届く仕組み
経営者が毎朝スプレッドシートを開きに行く時代は終わりです。ClaudeCode + Google Sheets MCP + Slack MCP の3点セットで"毎朝7時、主要KPIが整形された形でSlackに届く"状態を1時間で作ります。
🎯 このノックが解く問題多くの経営者は「朝イチでKPIを確認する」という毎日の儀式に1日10-20分使います。月換算で5-8時間。1年で60〜100時間。これ全部"見に行く"という動作に消えてます。KPIは向こうから届いてくるのが正解です。
- KPIが既に1枚のスプレッドシートに集約されている(なければここが先)
- Slack(Discordでも可)の通知用チャンネルが作ってある
- Google Sheets MCP / Slack MCP がClaudeCodeに追加済み(K04参照)
Step 1 — KPIのデイリー集約シートを作る
見るべきは多くて5指標。例:売上 / 問い合わせ件数 / 新規登録数 / 解約数 / MRR。これを1枚のシートの最上段に置く。
Step 2 — スラッシュコマンド化する
.claude/commands/morning-kpi.md --- description: 朝のKPI要約をSlackに投稿 --- # /morning-kpi 手順: 1. Google Sheets MCP で対象シートの KPI サマリー範囲を取得 2. 前日比/前週比/目標達成率を計算 3. 以下フォーマットで Slack MCP に投稿: ``` ☀️ {今日の日付} 💰 売上: {値}円 (前日比 {%}%) 📥 新規問合せ: {件} 件(目標 {件} / {%}%) 📈 MRR: {値}円 (前月比 {%}%) ⚠️ アラート: {閾値超え項目} ``` 4. 前日比がマイナス10%以上なら 🚨 をつける 5. 週末はこのコマンドをスキップ
Step 3 — 毎朝7時に自動実行(Cron or フック)
# macOSユーザー: crontab -e 0 7 * * 1-5 cd ~/projects/my-company && claude --prompt "/morning-kpi"
サーバー運用するなら GitHub Actions のスケジュール実行、もしくは Cloudflare Workers の cron triggers に載せ替える。
CC講座第2回で「カレンダーに明日12時に会議登録して、とAIに話しかけると、MCP経由でリクエストが送られて登録される」という話をしました。同じ原理です。AIが直接API叩こうとすると毎回コードを書く必要があるけど、MCPがその"翻訳層"を担ってくれる。Google Sheets MCP も Slack MCP も同じく、"経営者の言葉"を"API呼び出し"に変換してくれます。
--- description: 朝KPI要約 → Slack投稿 --- # /morning-kpi 参照先: - Google Sheets: {SHEET_ID} - Slack channel: #kpi-morning 実行: 1. シート A1:E1 から指標名を取得 2. シート A2:E2 から当日値を取得 3. シート A3:E3 から目標値を取得 4. 差分計算し、以下で投稿: ``` ☀️ {date} KPI レポート {各指標: 値 / 目標 / 達成率} ```
🚨 ハマりポイント3つ
- スプシの見た目に頼った実装:列が増減するとスキーマ崩壊。最初から名前付き範囲("kpi_summary")で参照する
- 週末・祝日にも通知が飛ぶ:cron設定で平日指定 or スクリプト内で
Date.getDay()で弾く - Slack MCPのトークン権限:投稿だけなら
chat:write。DMしたいならim:writeが別途必要